人間の手足、身体などは全て繋がっています。
例えば
- 右腰が引けると体幹は屈み、右股関節は曲がります。
- 右のお腹が痛いと体幹は屈み、右腰は引けます。
上記1と2は似たようなポーズになると思いませんか?
「腰が引けると膝が伸びる」
「身体を屈めると膝が曲がる」
など、これらを運動連鎖といいます。
運動連鎖表
1.骨盤後方回旋 2.骨盤前方回旋 | 股関節 1.屈曲・内転・内旋 2.伸展・外転・外旋 | 膝関節 1.伸展・内旋・内反 2.屈曲・外旋・外反 | 足関節 1.底屈・回外(内反) 2.背屈・回内(外反) |
3.骨盤前傾 4.骨盤後傾 | 股関節 3.屈曲・内転・内旋 4.伸展・外転・外旋 | 膝関節 3.伸展・外旋・外反 4.屈曲・内旋・内反 | 足関節/腰椎 3.底屈/伸展 4.背屈/屈曲 |
5.足部回内(外反) 6.足部回外(内反) | 膝関節 5.屈曲・内旋・外反 6.伸展・外旋・内反 | 股関節 5.屈曲・内転・内旋 6.伸展・外転・外旋 | 骨盤 5.骨盤前方回旋 6.骨盤後方回旋 |
この表を参考にして頂ければと思います。
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「わかるかー!」
と言うお叱りのお言葉ありがとうございます。
次に、できるだけ素早く理解できそうに絵を載せさせて頂きます。
運動連鎖 ~図解~
表の段階ではほとんどイメージできなかったと思います。
図で少しイメージできる事を願っております。
実際にご自身でやって頂くと更にイメージできると思います!
めんどくさいかもしれませんが、実際にやってみると図の様に勝手になります。
骨盤前方回旋・後方回旋
まずは先程の表にあった1と2です。
5と6も同じ事を表しています。
一番左の列と一番右の列が入れ替わっているだけであることがわかると思います。
例の様に右骨盤が前に行くと、相対的に左は後ろに行き反対のパターンになります。
図の例ですと左骨盤を引いてみて下さい。
体重が左足の小指にかかるのが分かります。
同時に、反対側の右足は親指に体重が移動している事に気づくと思います。
骨盤前傾
表では3で書かれています。
ここでも紹介させて頂いたパターンです。
実際に腰を反らして骨盤を前に倒してみてください。
太ももが内巻きに持っていかれる感じがわかると思います。
骨盤後傾
表では4で書かれています。
次はここで紹介させて頂いたパターンです。
ご年配の方に多いですね。
腰を曲げてみてください。
ガニ股の中年おじさんも良く見てみるとこのパターンです。
電車の座席で足をばーーーんと開いているおじさんいますよね。
これです。
偉そうですがお腹もお尻も弱い身体となっています。
まとめ
人間の関節は手足など身体全体を通して連動しています。
今回はそのパターンを図解させて頂きました。
このパターンをご自身に当てはめる事で不良姿勢の要因をある程度絞る事が可能となります。
それを知る事で、そこに対しての筋トレやインソールなどの道具で修正する事で改善が期待できます。
ご自分が前傾なのか、後傾なのか以下でも紹介させて頂いています。
ご自分がどのタイプで、どのパターンなのか、分かりながらトレーニングをした方がイメージしやすいですし、その方が楽しいと思います。
本日もありがとうございました!
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