外反母趾、偏平足、モートン病、足底筋膜炎。
これらでよく足底筋を鍛えましょう!
と言われていますがそれって何なんでしょうか。
複数ある筋肉をまとめて足底筋と一般に言われていると思います。
簡単に表現できる魔法の言葉ですね!
ここでは特に関係がありそうな筋肉をご紹介させて頂きます!
足底内在筋(足の裏だけに収まっている筋肉)
左足の足の裏の図です。
紫の母趾外転筋
ピンク色の母趾内転筋
この二つは外と内に引っ張り合い均衡を保っています。
それが破綻すると外反母趾などになっていきます。
脛骨(すねの骨)から足底にいく筋肉
先程の内在筋と対義語的な位置になりますが、外在筋と呼ばれる事もあります。
字のごとくですね笑
内在筋と大きな違いは足関節を跨ぐことです。
つまり、ストレッチをする際は足関節の角度を気にしないと上手に伸ばす事ができません。
基本的に足関節に置いて背屈(つま先を上にする動き)と合わせる事でストレッチをする事が可能となります。
長母趾屈筋
これも外反母趾に大きく関わる筋肉です。
外反母趾の方は親指を上に反らすと硬く制限されていると思います。
外反母趾じゃない方と比べると硬さは全然違います。
ここのストレッチが必要となります。
後脛骨筋
足のアーチ形成で大切な筋肉となります。
すねから発生した筋肉は舟状骨、内側・中間・外側楔状骨、立方骨、2-4趾の中足骨底に付着します。
つまり足のアーチ形成をする骨達ばかりに付着します。
この筋肉が不全(上手く働かない)になったり筋力低下を起こすとアーチは保てなくなっていきます。
まとめ
足底の筋肉をまとめました。
足の障がいが有る方は切っても切り離せない筋肉達です。
これをどうするのか、また他の記事と連動させて説明させて頂きます。
ありがとうございました!
参考文献
- 熊井司,外反母趾痛み・変形自力で克服!,文響社,2022,143p
- 渡辺正仁.理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための解剖学,廣川書店,2010,396p
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