自分の姿勢がどうなのか知りたい!
でも、結局何が正解なの?
こう考えた事は一度はないでしょうか。
どこを見たらいいのか。
見るポイントはあるのか。
少しマニアックですが、大切な事です!
背骨(脊柱)について
脊柱 vertebral column せきちゅう
脊柱は、多くの椎骨が重なってできる骨格である。
(渡辺 2010: 108)
脊柱の構成
骸骨の模型を理科室で見たことがあるかもしれません。
こんなやつです↓
kikkuru0606によるPixabayからの画像
(余談ですが画像はフリー素材。USAのArizona州、SedonaのHallowe’enの風景みたいです。他国のイベント風景を知れるといいですね。)
背骨と呼ばれる背中に位置する縦長の骨は、良く見ると一つ一つ小さな骨で成り立っています。
この一つが椎骨と呼ばれています。
この頸椎は場所によって名前が変化します!
でも、そのままです。簡単です!
読むの止めないで下さいね(笑)
首…頸椎
胸…胸椎
腰…腰椎
ね?簡単ですよね!
※仙椎と尾椎と呼ばれるものもありますが、5個の仙椎と4個の尾椎は25-30歳で仙骨と尾骨と呼ばれる1個の骨にそれぞれなります。今回の姿勢を確認する上で、大きく影響は無いのでそんなものがあるのだな、程度で宜しくお願いします。
背骨はS字カーブと呼ばれている!
上の骸骨の写真の様に、前からみると背骨は真っすぐになっています。
ですが、横から見ると前方へ出ていたり、後方へ出ていたりします。
前方に出ているのを、前弯
後方に出ているのを、後弯
と言います。
この様に、横から見ると適度に曲がっています。
これは非常に重要で、頭の重みのクッションとなります。
バネのイメージでしょうか。
ですので、ストレートネックと呼ばれていたり、背骨全体が真っすぐなflat-backと呼ばれる様な姿勢の方は衝撃が緩衝されず首が怠かったり、腰痛が出ていたりします。
まとめ
背骨の理想とされる形をご紹介しました。
適度に前方に突出し、適度に後方に突出しておりS字カーブ状と呼ばれています。
これは重い頭の衝撃吸収に大切な役割を果たす事をお伝えしました。
皆さんはどうでしょうか。
生まれつきや、職業柄、理想とは違うかもしれません。
年齢やご病気で一概には言えませんが、年齢を重ねていても修正できる可能性はあります。
参考の1つにして頂ければと思います。
本日もありがとうございました!
参考文献
- 渡辺正仁.理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための解剖学,廣川書店,2010,396p
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