腸腰筋のストレッチ -反り腰・出っ尻・出っ腹など-

ストレッチ
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今回はストレッチです。

この記事では以下の事をご紹介させて頂きます。

  • 股関節の付け根にある腸腰筋のストレッチの方法がわかる
  • この筋肉が硬い事が原因でなる反り腰・出っ尻・でっ腹などの解消が期待できる

この記事を書いた人

小走り

大阪生まれ。奈良育ち。
理学療法士。総合病院で約4,000人の外来・入院・在宅訪問の患者さんのリハビリを実施。健康や痛みには靴が欠かせない事に気づく。医療用インソールの取り扱い認定を取得し、現在シューフィッターを取得する為奮闘中。

他にもこんな勉強してきました【修了証等】

 

趣味はランニング、映画鑑賞、投資、嫌いな食べ物はありません!

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腸腰筋とは -図解-

大腰筋と腸骨筋は共通の停止腱を持ち、同じ作用をするので腸腰筋と呼ばれることが多い。

(渡辺 2010: 269)

腰から太ももの内側に付くのがポイントです。

ストレッチの時にこのポイントに対して一つ動作が増えるのでイメージして頂ければと思います。

腸腰筋のストレッチ -方法-

右の腸腰筋をストレッチする場合

スタートポジション

右膝立ちになります。

膝のお皿が地面に当たって痛い場合があります。

その為、膝にはクッションやタオルを置く事をお勧めします。

左足は前に出し足底が床に付くようなポジションになります。

 

体幹を左側屈(左に曲げる)します。

硬い人はこの時点でストレッチ感が出るかもしれません。

この動作は腰椎(腰骨)から太ももについているので、より距離を伸ばす為です。

 

ストレッチポジション

恥骨(膀胱の下にある骨)を前に突き出す様に骨盤から前に移動していきます。

左足底と右膝の位置は変えない様に注意してください。

右手は腰骨にそえて腰から前へ行けているかイメージの補助に使います。

 

操作方法

1. ストレッチポジションで5秒間右膝を前に出そうとする。

 (実際は床で止まり動かない。右膝で床を押し続けるイメージ

2.  5秒経てば力を抜き、少し腰を前に。

  先程の位置より行きやすくなっていると思います。

3. 突っ張りが限界に来たら1に戻る。

4. 3-5回繰り返し、最後の回数の時にストレッチを15秒~60秒実施で終了。

 

注意点

うまくいかない時は以下を確認してみて下さい。

  • 腰が反っている
  • 腰が前に曲がっている
  • 手の補助が足りない
  • 右腰が地面と平行でない。(左腰が落ちる、右腰が落ちるなど)

 

まとめ

腸腰筋の自主的なストレッチについてご紹介させて頂きました。

反り腰・出っ尻・出っ腹の原因となり、腰痛スタイルに影響を与えてしまいます。

当てはまっている方は是非試してみて下さい。

ありがとうございました!

参考文献

  • 渡辺正仁.理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための解剖学,廣川書店,2010,396p
  • Olaf Evjenth,AUTOSTRETCHING,ALFTA REHAB FORLAG,2003,248p

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