立った時や歩いている時に股関節が痛いなぁ
座っていても痛みが無いのに、立ったり歩くと痛みが出る。
これは当たり前ですが、立つ姿や歩く方法に問題がありそうですね。
考えられる痛みの原因は?
股関節の痛みで考えられるものとして大まかに
- 関節を包み込む組織(関節包)
- 周りの関節靭帯
- 周りの筋肉
- 骨膜
上記を見て以外に感じた方もいるかもしれません。
関節と関節がぶつかり合う所自体には痛みの感覚がありません。
なので、その周りの組織で何か異変が起こってるのだなと考えられます。
自分の姿勢を鏡で確認!
自分の姿勢はそんなに悪くないと思っているものです。
私自身もそうで、街中のお店の窓に映る自分の姿を見た瞬間に反省する時があります。
どうしても長年築き上げた姿勢は脳内でインプットされます。
それがどんなに不良姿勢でもそこが正しいと思い込んでいます。
ですので、鏡で実際に自分の姿勢を見て下さい!
歩行など動作を鏡で見ると、より自分の脳内のイメージと違う事を痛感します、、。
この姿勢になっている方は対象者の可能性あり
自分は違うと思っていても、鏡で見たら意外と腰が引けています。
一度ご確認を!(笑)
この姿勢の人は股関節が常に曲がり続けており前方の負担が大きくなります。
それは痛みになったり、筋肉の硬さになったりと人それぞれの異変としてSOSを出してきます。
出っ尻もともなってくる
この姿勢になるとお尻の筋肉が働きにくい姿勢となります。
歩行する時は何百、何千と左右の足を使います。
理想の姿勢で歩行するとその何百、何千全てでお尻の筋肉を使用します。
つまり歩行回数だけ筋トレをしているみたいなものです。
顔や上半身は比較的やせ型なのに、腰回りが極端にふっくらしている人はこのパターンの人が多いです。その人はへっぴり腰になっていませんか?
この姿勢に直せますか?
上のへっぴり腰になっていた方は理想とされる真っすぐの姿勢に修正できますか。
大きく分けると以下の3点になると思います。
- 手で腰を前方に押す事で理想に修正
- 手を使っても、使わなくても太ももの前が引っ張られて難しい
- 鏡を見ながら自分で理想に修正
1.手を使えば修正できる
手を使って腰を前にし、理想の真っすぐにできたら筋力が怪しいです。
お尻の筋肉で、太ももを後ろに持って行ったり、保持する大切な筋肉です。
この人はお尻の筋力トレーニングを必要とする人です。
2.太ももの前が突っ張って修正できない
へっぴり腰を前に修正しようとした時に、
- ふとももの前の筋肉が突っ張って動かない。
- 何とか手で修正できるが、突っ張りが強くて長く持たない。
など、この様な人は太ももの前の筋肉のストレッチが必要とする人です。
3.鏡を見ながらだと修正できる
手を使わずに腰の運動だけで理想の真っすぐに修正できる方です。
この方は筋力が落ちていたり、筋肉の長さが足りていないなどは無さそうです。
長年の姿勢や、何か仕事、スポーツなどで屈む事が多いなどで脳内のご自分の姿勢イメージが崩れている可能性があります。
なんども繰り返して、違うイメージになった脳内に間違いを伝え続ける事です。
何度か実施していくと、へっぴり腰になっている時の自分に気づける様になります。
そこからどこまで動かすと修正できるかもわかってきます。
上記を試している時に腰痛が出てきた
やってたら腰の痛みが増悪したんだけど、、、
この場合、一旦終了してください。
太ももの前の筋肉が硬すぎて腰(骨盤)がそれに引っ張られて前に動かされます。(骨盤の前傾)
それにより反り腰になり痛みになっている可能性があります。
ストレッチを無理の無い範囲で行う方が良さそうです。
何をしたらいい?
先程の段落で3つの特徴がありました。
それぞれご確認をお願いします。
お尻の筋力トレーニングを必要とする人(手を使えば修正できる)
お尻の筋力トレーニングが必要な人は大殿筋のトレーニングを。以下を参考にして下さい。
お尻の筋力トレーニング -大殿筋・腰痛予防・膝痛予防・お尻のたるみ予防-
ボールの準備が必要ですが、更に発展した練習に興味がある方はこちらをお願いします!
お尻の筋力トレーニング -大殿筋・腰痛予防・膝痛予防・お尻のたるみ予防- ステップアップ編
太ももの前のストレッチが必要な人(太ももの前が突っ張って修正できない)
太ももの前のストレッチが必要な人は以下の記事を参考にして頂ければと思います。
太ももの前が硬い・腰痛・引け腰・腰回りが膨隆している -大腿四頭筋のストレッチ-
脳内のご自分の姿勢イメージが崩れている人(鏡を見ながらだと修正できる)
ディスクを使用したトレーニング。
これは悪い例です。
クッションや枕などで代用して、安定性を悪くするとそれなりに難しいです。
ディスク無い場合は何も無しでも構いません。
鏡を見て修正出来る人は何度かそれを繰り返さないと癖でまた戻っています。
これは難しい人がいるかもしれませんが、股関節周りの色々な筋肉が協力しあえる様に練習できます。
まとめ
立ったり、歩くと股関節が痛い場合を考えました。
へっぴり腰や出っ尻にもなってしまい、股関節は引けている方が今回の対象となります。
- まずは鏡でご自身の姿勢は大丈夫か確認する
- 手で修正できるか
- 太ももが突っ張るのか
- 鏡を見ながらなら修正できるのか
パターンは色々とありますが、鏡を見ながら修正できる人は特に有効となる練習方法をご紹介させて頂きました。
ディスクと少しマニアックな物を出してしまいましたが、クッションや枕等で代用できるかと思いますので、まずはそこからトライしてみてはどうでしょうか!
ありがとうございました!
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