猫背へのトレーニング -肩甲骨編-

セルフトレーニング(自主トレ)
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猫背になってしまった場合、多くは肩こりに悩まされると思います。

  • 肩甲骨の問題
  • 頸部(首)後面の筋肉の問題

上記、それぞれについてご紹介させて頂きます。

※実際にトレーニングする場合は前鋸筋と呼ばれる筋肉をイメージするとより効果UPです!

 以下の記事でご紹介させて頂いています!

 前鋸筋 -肩こり・肩の痛み・猫背・顎関節症など-

この記事を書いた人

小走り

大阪生まれ。奈良育ち。
理学療法士。総合病院で約4,000人の外来・入院・在宅訪問の患者さんのリハビリを実施。健康や痛みには靴が欠かせない事に気づく。医療用インソールの取り扱い認定を取得し、現在シューフィッターを取得する為奮闘中。

他にもこんな勉強してきました【修了証等】

 

趣味はランニング、映画鑑賞、投資、嫌いな食べ物はありません!

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肩甲骨の位置異常

猫背になると肩甲骨は挙上し始めます。

挙上してしまうと大きく以下の問題が発生します。

  • 頭と肩甲骨の距離が短くなり、その間の筋肉も短くなる
  • 反対に、肩甲骨から下の筋肉は伸ばされ続け、収縮が困難になる
  • 巻き肩になり前の筋肉が短くなり、後ろの筋肉が伸ばされ続けます

人間の身体は基本的にお腹を中心に固めて遠くを動かします。

一つの例としてお腹を固め、肩→肘→手と遠くを動かす事が出来ます。

つまり肩甲骨から遠くは動かすことが難しくなります。

それは頸部も同じです。

肩甲骨が働かない分、頸部が過剰に頑張ってしまい肩こりに繋がります。

頸部後面の筋肉が過剰に働く

猫背になると頭は前方に位置し、顎を突き出す様になります。(Forward Headと言われています)

それを落ちない様にするのは頸部の後ろにある筋肉です。

朝起きてから寝るまで休まずにずっとその筋肉は働き続けます。

肩こりはその筋肉からのSOSなわけです!

以下で簡単にご紹介させて頂いています。

頸板状筋・大後頭直筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋 -猫背・Forward Headなど-

猫背に対するトレーニング

これらの事から

  1. 肩甲骨を引き下げ
  2. 前方に行ってしまった頭を後ろに引き
  3. 顎を引く

これらを目的にトレーニングをする必要があります。

立って出来るもの

私自身、朝礼や会議の時にやっていました。(怒られる)

単純に肩甲骨を引き下げるだけです。

もし、引き下げが難しければ、一度肩をすくめてから引き下げて下さい。

その際、頸部の後面筋は短くなっていますので、首が後ろに引っ張られます。

それは負けない様に顎を引いて維持して下さい。

座る+テーブルで出来るもの

座って背筋を伸ばし、肘の内側の骨をで支えて下さい。

てはパーが理想です。

次に、

肩を引き下げます。

次に、

顎を引きます。

最後に、

深呼吸を5-10回実施してください。

口をすぼめて長~く吐いて下さい。

肋骨と肩甲骨が引き下がる感覚を感じれてたら成功です。

どの程度すれば良い?

まずは朝・昼・晩。

食事の前後で出来そうな時で構いません。

少し腹圧が高まるので食後直ぐは避けた方がいいかもしれません。

大事なのは毎日実施できる事です。

「この回数なら日課にできるかな?」

と言う量で無理のない範囲を見つけて下さい。

まとめ

猫背は肩甲骨が挙がってしまい、筋肉のバランスが崩れます。

頭は前方に行ってしまい、首の後ろの筋肉は常に頑張っている状態となり肩こりになります。

それらを解決する為のトレーニングをご紹介させて頂きました。

まずはご自身で毎日継続できる量を実施して頂ければと思います!

本日もありがとうございました!

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