猫背は姿勢が悪く見え、身長も落ちるだけでなく様々なマイナス点があります。
マイナス点などはこの記事で紹介させて頂いています!
多くの原因が考えられますが、一番はライフスタイルを考える事が大切です。
どんなにトレーニングしても、原因となるライフスタイル変えないと元に戻ります。
1時間トレーニングして、8時間不良姿勢で仕事をする。
これではトレーニングだけでは追いつきません。
順番にご紹介させて頂きます。
なぜ猫背になったかが大切
猫背になると肩が前方に巻き込む様になるかと思います。
そこが目立ち、ねこ「背」と言うくらいなので丸くなった背に目が行きます。
ですので、「背」に対して何かをしよう!と言うのが散見されます。
勿論、肩が一番の原因であればそれが正解だと私自身も思います。
そして、背に何かをしよう!と言うものに対して反対するものでもありません。
結局同じ事を言うかもしれません!
ご自身のライフスタイルは?
どうやって判断するのでしょうか?
一番大切なのはご自身のライフスタイルがどうかを思い返して頂く事です。
- 仕事内容
- スポーツ歴
- 他趣味
- 通勤手段
などです。
具体的にはどの様なものがある?
具体的に挙げさせて頂くと以下の様なものです。
- デスクワーク
- 椅子を使用せず床の生活がメイン
- 車通勤
- やわらかいソファー
- 床から重い物を持ち上げる事が多い
などがあります。
デスクワーク
椅子と机の高さが合っていない
机が低く、椅子に深く座っていると背中は丸まります。
この時点ですでに猫背に近づいています。
その上で、腕を伸ばしパソコン業務に入ると猫背の出来上がりです。
対処方法
姿勢が丸まらない位置に机と椅子を調整
だいたいの場合は机が低すぎるパターンだと思います。
机の高さを上げるか椅子の高さを下げる事で解決できます。
ただ、職場の備品をそう簡単には変える事ができないと思います。
以下で出来るだけ対処できたらと思います。
- 昇降式の椅子なら下げて出来るだけ調整する
- 椅子の前の方に座り太ももを座面から出す(腰を立たせて!)
- モニターを本などの台で上げて視線を上げさせる(覗き込まないで!)
- モニターまで距離があるならタオルなどで肘置きを作成(肩の変な力が抜けていますか?)
椅子を使用せず床の生活がメイン
足を投げ出す程、腰は後ろに倒れていく(後傾)
実際に地べたに座り、足を伸ばして座ると腰が後ろに倒れていくと思います。
この時点で膝を真っすぐに伸ばせない方は特に注意です。
太ももの後ろについているハムストリングスと呼ばれている筋肉が骨盤を引っ張ります。
対処法
一番は地べたの生活を減らす事
今までの生活をいきなり変えなさいと言われても難しい事はわかります。
ですので、少しずつでいいので減らしていけたらと思います。
例えば
- TVを見る時だけでも椅子にしよう。
- 食事の時は台に腰掛けよう。
など、無理をしない範囲で構いません。
地べたの後は良肢位をしっかりとる
どうしても変えられない場合は、骨盤を立たせて良い姿勢を10回実施するなど、
ご自分が継続出来る範囲でルールを決めて実施して頂ければと思います。
不良な姿勢を取り続け、一度も良い姿勢にならない事は不良姿勢を助長します。
身体に腰曲がりを推奨しているしているのと同じです!
関節は勿論、その周りの筋肉も短くなったり長くなったりします。
それは筋肉の力に影響を与え調和が取れていたものが取れなくなりバランスが崩れます。
良い姿勢を取り、少しでも良い姿勢に必要な筋肉を使用してください。
車通勤
車のシートは「楽」を重視したつくり
車のシートは開発者達の努力により昔のものよりかなり運転中腰が楽になりました。
たまに古い車に乗ると腰が疲れる思いをした事があると思います。
ですが、姿勢に関しては良くない方向へ誘発してしまいます。
これはシートが悪いと言う事ではありません。
それぞれ役割があり車のシートは楽を提供するものだと言う事です。
痛みが出ていたり、姿勢を良くしたいのであれば対策が必要です。
対処方法
深く座る
シートは腰を丸く誘導するものが多いです。
その上で座る場所が前の方なら更に骨盤が後ろに倒れて腰も曲がります。
シートは変えられませんが、座る位置は直ぐに変えられると思います。
腰の後ろにタオル
腰が一番曲がっている所に当てる事で腰が曲がり、骨盤が倒れる事を防ぎます。
バスタオルを3つ折りくらいが無難だと思います。
ただ、運転しているうちに痛みが出てきた場合は位置を上下に調整してください。
以下に対処パターンを挙げさせて頂きます。
- 腰骨に当てて腰を立たす事で楽になる方
- 腰骨から拳1個分の場所
- 腰骨から拳2個分の場所
それでも痛みが減らない場合は中止し、備え付けの車のシートを購入した方がいいかもしれません。
実施し始めは筋肉が突っ張る
上記を実施すると気になるのが次のものだと思います。
- 背中に突っ張り感
- 腹部に突っ張り感
- 太ももの後ろの突っ張り感
基本的に不良姿勢で固まってしまった筋肉達ですので伸ばしてあげて下さい。
特に3つ目はアクセルとブレーキに影響を与えます。
車を発進させる前に一度踏み込んで届くかを確認して下さい。
実施しているうちに気にならなくなります。
やわかいソファー
理由は車のシートとほとんど変わりません。
楽を重視した家具ですので、しかたがありません。
その家具を使用する事で楽になったり、落ち着くのであれば全て無くす事はしなくていいと思います。
- 座るタイミングや時間
- 座った後に良い姿勢を10回取る
など常にその姿勢にならない様にして下されば急激に悪くなる事はないと思います。
床から重い物を持ち上げる事が多い
- 運送業
- 工場の中で重い物を運ぶ
- 引っ越し屋さん
- 建築関係
などでしょうか。
彼らは力が非常に強く、腕の筋肉も発達している方が多いです。
- 上腕二頭筋(力こぶの筋肉)
- 大胸筋(鳩胸の筋肉)
- 腹筋
だいたいこの辺りが発達しているのかなと思います。
問題点として、全て身体の前側に付いている筋肉です。
発達しているのにも関わらず肩が痛い方や腰が痛い方は要注意です。
後ろの筋肉もバランス良く筋肉が発達していないことが一つ要因として挙げられます。
肩が前へ誘発する原因
上腕二頭筋と大胸筋だけが発達すると肩関節がこの筋肉達に前方へ引っ張れます。
そうすると肩甲骨が上方へ挙がっていき、肩をすくめた状態になってきます。
腕は外に開き始めます。
実はバランスがあまり良くない状態です。
腰が丸まる原因
腹筋だけが発達するとお腹は畳み込まれ、腰は丸まります。
その状態が続けば腹筋が短くなり、背筋が伸ばされた状態に変化していきます。
これと肩の要因が猫背のパターンに持っていく事になると思います。
まとめ
猫背にはトレーニングが大切です。
ですが、それだけでは時間が足りない事をお伝えしました。
トレーニングよりも何倍もの時間を不良な姿勢は誘発されています。
ご自身のライフスタイルで姿勢が悪くなる原因を見つける事が非常に大切です。
それを直しながらトレーニングをする事で日常でも意識が出来、効果も多きものになります。
本日もありがとうございました!
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