人間にはパターンがあります。
癖もその一つだと思います。
そして本日のお題、硬くなりやすい筋肉もあります。
- 硬くなりやすい筋肉を図で位置確認できる
- ストレッチすべき筋肉が決まる
この記事を書いた人
大阪生まれ。奈良育ち。
理学療法士。総合病院で約4,000人の外来・入院・在宅訪問の患者さんのリハビリを実施。健康や痛みには靴が欠かせない事に気づく。医療用インソールの取り扱い認定を取得し、現在シューフィッターを取得する為奮闘中。
趣味はランニング、映画鑑賞、投資、嫌いな食べ物はありません！
図でみる硬くなりやすい筋肉
皆さんがお風呂上りなどでストレッチしている筋肉はたいてい含まれていると思います。
前面の筋肉と後面の筋肉があるので、わけてご確認して頂ければと思います！
前面の硬くなりやすい筋肉
1.胸鎖乳突筋・斜角筋
首を捻じったり曲げたりする時に働く筋肉。
この筋肉が硬いと胸郭出口症候群になる可能性もあります。
手の痺れや冷感がある人は要注意です。
下図の青文字の筋肉ですね。
手の痺れ・冷え性・手の怠さ -胸郭出口症候群・斜角筋・胸鎖乳突筋・頸長筋- ストレッチ編
ここでストレッチをご紹介しています。
2.大胸筋・小胸筋
大胸筋はマッチョが胸をピクピクさせるあの筋肉ですね。
小胸筋はなじみがあまり無いかもしれません。
小胸筋も硬くなると胸郭出口症候群になる可能性があります。
巻き肩・手の痺れ・冷感がある方はここが硬いかもしれません。
3.上肢屈筋群
力こぶの筋肉や指を曲げたりする筋肉の総称です。
4.腸腰筋
もも上げをする時の筋肉です。
ここが硬いと、、、、
こんな姿勢になります。
硬いかどうかは、、、
これで確認できます。
詳しくはこの記事を参考にして下されば嬉しいです！
5.大腿直筋
膝を伸ばす時に使う筋肉です。
硬いかどうかはこの記事を参考にしてください！
6.股関節内転筋
股を閉じる筋肉です。
お腹の力が弱るとこの筋肉が過剰に働き、硬くなったり痛みに繋がります。
パー柔軟（開脚）で硬さが出てきます。
7.大腿筋膜張筋
外反母趾の人やO脚の人が特に硬くなりやすいです。
硬いかはこの記事を確認してください！
大腿筋膜張筋のストレッチ -ガニ股・膝の痛み・足が組めない など-
後面の硬くなりやすい筋肉
8.後頭下筋
この水色の筋肉は後頭下筋の1つです。
この後頭部の下あたりにある筋肉の総称です。
この姿勢の人が硬くなります。
9.肩甲挙筋
首と肩甲骨を繋ぐ筋肉です。
ここが硬いと首の可動性と上肢の可動性双方に影響が出てしまいます。
10.僧帽筋上部繊維
肩こりの筋肉です。
赤色の筋肉ですね。
この筋肉のストレッチ等はこの記事のご確認を！
11.胸腰椎伸展筋
これも総称です。
脊柱起立筋、多裂筋などが挙げられます。
背骨のすぐ横に長細い筋肉があり、それが膨隆していたら注意です。
左右差で確認するとわかりやすいです。（左より右が膨らんでいるなど）
12.腰方形筋
背骨と骨盤を繋ぐ筋肉です。
骨盤を引き上げる時に使用する筋肉です。
腰痛があったり、歩行時に腰の動きがなく硬い動きの人はこの筋肉のストレッチが必要です。
13.梨状筋
坐骨神経痛に影響。
ここが硬いと坐骨神経を圧迫されて太ももの後ろやふくらはぎに痺れがでる人がいます。
特に、寝転んで膝を伸ばした状態で足を上に挙げる動作で痺れが増悪します。（SLR）
14.ハムストリングス
風呂上がりのストレッチがたいていこれではないでしょうか？笑
太ももの後ろが突っ張るあれです。
ここが硬いと腰痛に繋がりますので硬い人で腰痛をお持ちの人は是非ストレッチを！
15.下腿三頭筋
一般に「ふくらはぎ」と呼ばれている筋肉です。
つま先立ちの時に使用する筋肉で、
足がつった！！
と叫んだ時はだいたいこの筋肉が駄々をこねています。
スポーツ前にするアキレス腱伸ばしなどで皆さんは準備運動をされているでしょう。
まとめ
硬くなる筋肉はだいたい決まっています。
その代表的な筋肉を前面から見たもの。
後面から見たもの。
それぞれご紹介させて頂きました。
この紹介した筋肉が硬くなっている人は是非ストレッチを推奨します。
ありがとうございました！
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