猫背を治したい!
でも、しんどいのは嫌!
この様な事を何度か言った事がないでしょうか。
効果がある事は大切ですが、やる気が出ないと元も子もないですね。
今回はそんな人へ贈るものです。
対象者は猫背や円背の人
ご年配、デスクワーク、床生活の方が比較的多くなられている姿勢です。
この姿勢の厄介な所は下肢にまで波及してしまう所です。
腰が曲がると青文字で書かれている太ももは外側に開いて行ってしまいます。
こちらでも説明しているので、是非参考にして頂ければ嬉しいです!↓
太ももが外に開き膝が捻じれて痛みにも繋がってしまうので、早めに治したい所ですね。
方法
背中でバランスボールに乗る方法ですので、周りに危ない物が無いか十分確認して下さい!
開始の姿勢
まずはお腹の真後ろにボールが来るのが理想です。
ですので、背中辺りをスタートにする事で上に転がって行った時にちょうど良い場所になります。
いきなり背中と腰の辺りでボールに乗りに行くと頭から転げ落ちてしまう危険性があります!
慣れて来たら色々な場所を試してもいいかと思います!
足は肩幅で床に付けて置きましょう。
足が床から離れない限り頭の方に転げ落ちる事はないのでバランスがとりやすいです。
ゆっくり伸びあがる
両手を伸ばす事で筋肉だけでなく、皮膚や筋膜も伸ばされます。
赤丸辺りに伸ばされる感じが出てくるかと思います!
両手を上に伸ばすのが怖かったり、バランスを取るのが難しければ両側の手を横に開いてご自分の楽な姿勢になっても十分伸びると思います。
この伸びあがった状態で深呼吸をすると更に伸ばされます!
手足を対角線上に伸ばす
これは歩く時の動きと類似しており、ハンカチを斜めに引っ張ってより伸ばすイメージです。
上手く伸ばすことが出来たら立った時や歩行時が軽く感じると思います。
実施の目安は時間か呼吸数で
リラックス目的
両手を楽に広げ30秒程度を目安に。
ストレッチ目的
両腕を上に伸ばし深呼吸5回を目安に。
まとめ
猫背や円背の方はたいていはガニ股になっています。
この姿勢になるとお腹は短く潰れてしまい、腹筋や呼吸が弱くなってしまいます。
長年この姿勢を取り続ける事で、腹筋だけでなく周りの皮膚などの組織も硬くなっており、ご自身で身体を起こして姿勢を修正するのには限界があります。
今回はバランスボールの形状を利用し、背中から乗る事で身体を後ろに反らせお腹のストレッチをする方法をご紹介しました。
猫背や円背の予防、疲労回復にも効果が期待できるのでお試し頂ければと思います!
ありがとうございました。
参考文献
- 菅原順二.バランスボール大全,成美堂出版,2021,159p
- 中野ジェームズ修一,バランスボールエクササイズ,成美堂出版,2013,127p
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